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【特集】個人でも手が届く3Dスキャナーが登場

個人でも導入できる、安価な3Dスキャナー(三次元測定機)が登場しています。今後、3Dデータをめぐる環境はどのように変化していくのでしょうか?

個人でも入手可能な3Dスキャナーがもたらす未来とは?

3Dスキャナー、あるいは三次元測定機といえば、「どんなに安くても数十万円、高価なものは数百万円。いずれにしろ企業が導入するもので、個人で使うものではない…」といったイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。

最近になり、実は3Dスキャナーが個人でも導入できるレベルまで近づいているんです。3Dプリンタの個人レベルでの普及に伴い、3Dスキャナーも徐々に使われるようになりました。

XYZプリンティング「ハンドヘルド3Dスキャナー」から始まる低価格3Dスキャナー

その端緒になったのが、台湾のメーカーXYZプリンティング社が発売した小型の3Dスキャナー。なんと、定価¥22,800というローコストモデル。さすがに性能は業務に使えるレベルではありませんが、趣味レベルで楽しむにはいいかもしれません。

そのほかにも3D Systems社では「Sense 3D Scanner」という3Dスキャナーを¥40,000を少し超える程度、iPadやiPhoneを使って測定できる商品「iSense」を約¥50,000でリリース。またeora3D社はiPhoneが3Dスキャナーになる商品を$330(予定小売価格)で開発しています。

各メーカーから数万円台の3Dスキャナーが続々と発売されるようになり、もはや3Dスキャナーは誰でも自由に使えるものになりました。

3Dスキャナーの普及がつくる未来とは?

3Dスキャナーを誰もが利用できるようになれば、個人レベルでのクリエイティヴな活動がより活発になることは間違いありません。既存の商品や部品をスキャンし、3Dプリンターで成型することができれば、個人のアイディアをすぐに形にすることができます。

個人はもちろん、スタートアップ企業のような規模の小さい会社であっても、大企業と同じレベルでのプロダクト設計・開発ができるため、より柔軟なアイディアが世に放たれることになります。

既存の商品をスキャンした3Dデータは、CADなどで自由に変形することができます。ゼロからアイディアをつくりあげるのではなく、変形や改良によって新しいものをつくることができるのならば、個人レベルでのクリエイティビティが大きく解放されることになります。

そのクリエイティビティがもたらしたアイディアは、必ずしも製品化する必要はありません。3Dプリンティングが可能なデータとしてネット上で配布することもできます。

3Dスキャナー(三次元測定機)は、もう遠い存在ではありません。個人用の3Dスキャナーの品質がさらに向上すれば、私たちが想像もしなかった未来が訪れることでしょう。

精度で選んだ三次元測定機3選
実績で選んだ三次元測定機3選

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