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製品スペックの読み方

三次元形状測定機(3Dスキャナー)の製品スペックの読み取り方を解説。「スペック表を見てもよくわからない…?」という方も安心です!

三次元形状測定機のスペックの読み方を解説!

三次元形状測定機(3Dスキャナー)の製品どうしを比較・検討する場合、基準になるのはもちろん製品スペックだと思います。しかし、はじめて三次元測定機を導入する方にとっては、スペック表の専門用語はなかなか理解するのが難しいと思います。

そこで、ここではスペック表に登場する用語を解説して、スペックのどこに注目すべきかをご紹介していきます。

スペック表の例を見ながら解説!

3Dスキャナーのスペック表に記載されるデータは、実は各社でバラバラ。比較しようにも、どこを比べたらいいのかわからなくなってしまいますよね。

でも、注目すべきポイントはそれほど多くないんです。各社製品に共通して表示される、代表的なデータ項目をご紹介しましょう。

たとえば、業務用三次元形状測定機の代表であるGo!SCANのスペック表を見てみましょう。

  Go!SCAN50
重量 950g
寸法 150×171×251mm
解像度 0.500mm
精度 最大0.100mm
速度 550,000頂点/秒
範囲 380×380mm
対象物サイズ 300~3,000mm
出力形式 .dae、.fbx、.ma、.obj、.ply、.stl、.txt、.wrl、.x3d、.x3dz、.zpr

重量

これは言うまでもありませんね。製品の重量です。据置き型ならそれほど問題ありませんが、ハンディタイプの場合は重量が大切になります。

これを持って製品をいろんな角度からスキャンしなければならないので、重たい製品だとたくさんの部品を測定するのが大変になってしまいます。

寸法

こちらは重量ほどではありませんが、大きいと取り回しがしにくくなります。

解像度

解像度とは、どれだけ細かく対象物の形状を測定できるか、というもの。値が小さければ小さいほど高性能です。

この製品の場合は0.500mmとなっていますね。0.500mm四方の網の目の細かさでスキャンができると考えればよいでしょう。

精度

測定する対象にどれだけ近いモデルをつくれるかを示すのが精度。こちらも値が小さければ小さいほど高性能です。

この製品では精度が最大0.100mmとなっていますから、対象物と3Dモデルの違いは最大でも0.1mmに収まる性能だということです。

速度

これは、対象物をどれくらいの速度で測定できるかを示す数字。この製品では550,000頂点/秒となっています。わかりにくいですが、1秒に550,000個の点を測定してモデリングできるということです。

範囲

一度に測定できる範囲を示す数字。これが大きければ大きいほど広い範囲をまとめて測定できるので、測定が速くなります。

大切なのは「精度」!

製品比較に大切な項目は、「重量」、「解像度」、「精度」、「範囲」そして「速度」。範囲の数字が大きく、精度の数字が低ければ、より高速で高精度な計測ができることを示します。

そして、このパラメータの中ででもっとも重要なのが「精度」です。三次元形状測定機は、どれだけ対象物とスキャンデータから成形する3Dモデルの違いやズレを小さくするかが最も大切。品質管理や形状比較の精度に関わる問題ですし、試作品などの制作もより緻密にすることができます。

精度が高いものほど、応用範囲が広がります。三次元形状測定機を選ぶなら、まず第一に精度に注目して選んでいくことをお勧めします。

精度で選んだ三次元測定機3選
実績で選んだ三次元測定機3選

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