発電

発電用装置の製造、メンテナンス、修理などの分野で利用される三次元測定機(3Dスキャナー)。とりわけ非接触三次元測定機がどのように活用されているかを調査しました。

【三次元測定機の活用事例】発電分野ではどのように利用されている?

発電装置の製造・組立てには、大型の部品がしばしば用いられます。この部品の品質管理や検査などを行うには、一般的な計測装置では難しい面があります。そこで活躍するのが、三次元測定機(3Dスキャナー)。特に、非接触三次元測定機が果たす役割は大きいとされています。

大型部品における検査の精度向上・時間短縮に貢献

海外からも、日本のメーカーへの発電プラント事業の発注が行われています。高性能を維持しながらも短い工期で納品するために、三次元測定機が利用されています。

例えば、国内某メーカーの発電プラントの品質評価。以前はノギスやマイクロメータといった手動の検査機具を使い、時には8メートルにも及ぶような大型部品の検査をしていたそうです。

しかし、人間の手による検査は膨大な時間と労力を要する上に、計測作業そのものが熟練を要するという問題がありました。そこで導入されたのが非接触三次元測定機です。

非接触型三次元測定の場合、精密な測定ができるだけでなく、大型部品にも対応しています。さらに可搬性にも優れるため、狭いところでの計測も可能になります。三次元測定機の果たした役割はとても大きいようです。

発電分野での活用事例

タービンコンポーネントの検査や修理

発電用のタービンコンポーネントは、非常に狭いところでの計測が必要で、これまでの測定機具では計測が難しいとされてきました。

しかし、非接触三次元測定機なら持ち運びが容易なので、狭いところでも計測ができます。しかも、対象物が設置されている場所が不安定なところでも、非接触型なら測定に支障はありません。

これによって、タービンコンポーネントは精密に3Dモデリングされ、検査や分析がされています。

改造のための部品の測定

タービンの改造や修理には、既存の部品の精密な測定が必要です。データにズレがあると、新しい部品が整合せず、費用と時間がかさんでしまいます。

このため、タービンの改造や修理に際してはプロービングと3Dスキャンによって精度の高い検査を行います。プローピングだけでは振動や温度変化による影響を受けてしまうので、非接触三次元測定の技術が用いられています。

精度で選んだ三次元測定機3選
実績で選んだ三次元測定機3選

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