3Dスキャナーとは?

3Dプリンターの普及にともなって、いま注目を集めているのが「3Dスキャナー」。これは、スキャンするものの表面の凹凸を感知して、X,Y,Zの座標データをもった無数の点を取得します。無数の点の集まりをポリゴンデータに変換することで、実物そっくりの3Dモデルをつくりだすことができます。

スキャンの方法には、球状のセンサーで触れてスキャンする接触式と、光を対象物に当てたときの反射の時間差や角度で物体をスキャンする非接触式のものがあります。

製品の選び方

商品によって
適切な測定機を選ぶ

商品によって適切な測定器を選ぶ

企業で3Dスキャナーを導入する場合、その用途は定まっているのが普通です。用途に合わせて、測定範囲や精度・スキャン速度といったスペック、据置型・ハンディ型などを選ぶことが大切です。

グローバル企業との
取引実績はあるか

グローバル企業との取引実績はあるか

3Dスキャナーをはじめて導入する企業にとって、各社製品の信頼度を判断するのは難しいもの。そこで判断基準にしたいのが、グローバル企業に導入された実績があるかどうか、という点です。

導入前後のサポートは
充実しているか

導入前後のサポートは充実しているか

3Dスキャナーを導入するなら、導入前後のサポート体制のチェックは必須。製品デモをしてくれるか、導入後の故障や不具合、問い合わせなどに対応してくれるかどうかを確認しましょう。

3Dスキャナーを選ぶならおすすめのメーカー

用途に合わせた測定機を提供しているか、グローバル企業との取引実績はあるか、そして導入前後のサポート体制はしっかりと整っているか。この3つのポイントをクリアしているメーカーは意外にも多くありません。

ここでは、3つの条件を満たしている優れた3Dスキャナーメーカーと、各社の代表商品の特徴をご紹介していきます。いずれも幅広い用途に対応できる高品質な測定機を販売しているので、ぜひチェックしてみてください。

クレアフォームジャパン <HandySCAN 700>

クレアフォームジャパン HandySCAN 700
スキャン精度 精度は最大0.03mm、解像度は最大0.05mm。ハンディタイプの三次元測定機としては最高峰のレベルです。
速度 ハンディタイプの測定機としてはかなり高速な480,000測定値/秒。セットアップも2分以内で、すぐに使えます。
範囲 測定可能範囲は275mm×250mm。小型部品の検査やリバースエンジニアリングなどで活躍するサイズです。
質量 0.85kgと、ハンディタイプの中でもかなり軽量。片手でも取り回しがよく、扱いやすい3Dスキャナーです。

実績

導入実績が豊富なクレアフォームの3Dスキャナー。製造業から医療、教育の現場など、幅広い分野で利用されています。中でも自動車産業からの支持は厚く、世界的な大企業が数多くクレアフォームの3Dスキャナーを導入しています。具体的には、BMW、トヨタ、ルノー、ボーイング、ロールスロイスなど。クライアントの数は2,500社を超えるのだそう。グローバル企業が導入していることから、信頼性の高さをうかがうことができます。

サポート内容

クレアフォームのサポートは、3Dスキャナーの導入前からすでに充実しています。実際に製品デモとしてスキャンの様子を見せてくれるだけでなく、その場で3Dモデルをつくってくれます。普通の業者であれば、一度データを持ち帰った後に、適切に形成して仕上げることの多い3Dモデル。それを、スキャンしたその場で提供してくれるという事実は、「わざわざ形成し直さなくても十分な精度を持っている」という自社製品への強い自信を物語っています。導入後も、習得レベルに応じたトレーニングプログラムやバージョンアップ、修理などのバックアップ体制も万全。常に誤差の無い状態で三次元測定を行うことができます。

Faro <Faro Arm>

Faro
スキャン精度 もっともスキャン精度の高いFaro Armというモデルは、測定範囲1.2mで精度0.016mmとなっています。
速度 すべてのモデルで速度データが公開されているわけではありませんが、Lase Scanner Focusの測定速度は最大976,000点/秒
範囲 Faro Armの最新モデル、Faro Edgeでは、測定範囲は直径1.8m~3.7mとなっています。
質量 Faro Armの各機種の質量は、公式には公開されていません。ポータブルシステムですから、軽量なのは間違いないでしょう。

実績

Faroは、アメリカに本拠地を置きながら、欧州、アジア、南米など各地に拠点をもつグローバル企業です。その実績は3Dスキャナーメーカーの中でもトップクラス。導入企業の具体的な名前は公表されていませんが、日本でもコマツ、明和機工、協和テクニカというグローバルレベルの企業がFaroの三次元測定機を導入しています。導入されている企業が多いということからも、十分信頼に足る製品を扱っていることが推察されます。

サポート内容

Faroのカスタマーサービスでは、オンラインサポートセンターが24時間利用可能な体制を整えています。オンサイトアプリケーションエンジニアが常時待機していて、測定業務をしっかりとサポートしてくれるようになっています。また導入後には、測定や測定結果の正しい解釈ができるよう、トレーニングプログラムも用意されています。Faro BDAと呼ばれるトレーニングプログラムは、ベーシック、アドバンスドの2段階を用意しています。

Artec <Artec Eva>

Artec
スキャン精度 Artec Evaのスキャン精度は最大0.1mm、解像度は0.5mmと、ハンディタイプとしてはかなりの高品質。
速度 スキャン速度は2,000,000点/秒となっています。また1秒間に最大16フレームを取得。自動位置合わせが便利です。
範囲 0.4mの距離で214mm×148mm、1mの距離で536mm×371mmの範囲での撮影が可能です。
質量 0.85kgとかなりの軽量。クレアフォームのHandy Scan3Dと肩を並べる軽さで、扱いやすいモデルです。

実績

導入している企業の数は公表されていないものの、WEBサイトで公開されている導入の実例はユニークでまた豊富です。たとえば、大英博物館での収蔵物のデジタル化。アッシリアのレリーフコレクションをスキャンし、歴史的な収蔵物を破壊や消失から守っています。また、映画製作分野で活躍するTNG Visual EffectsでもArtec Evaが活用されているそうです。本物そっくりな乗り物や小道具、人物までが3Dスキャンのデータをもとにつくられています。

サポート内容

Artecの惜しいところは、サポート体制がはっきりとは公表されていないところ。もちろん、世界各地の拠点で3Dスキャンに関する質問などへの対応、修理、アップデートなどを受け付けています。製品をより深く活用するためのトレーニングサービスも提供しているようです。また、WEBサイトではチュートリアルはもちろん、うまくいかない場合のトラブルシューティングなども用意しているので、そちらを活用するといいでしょう。

三次元測定機の基礎知識

三次元測定機の導入を成功させ、正しく使い、また成果を出すためには、ある程度の知識が必要です。三次元測定機がどのような用途に対して有効で、また、どの商品を選べばいいのか知っておかなければなりません。ここでは、三次元測定機の概要から、精度、種類、価格、そしてスペックの読み方まで、必要な知識をまとめてみました。

三次元測定機とは

いま注目度が高まっている三次元測定機とはそもそも何なのかを解説。また、スキャンの仕組みや用途、主流になりつつある非接触型測定機と旧来の接触型測定機の違いを紹介します。

スキャンの精度

3Dスキャナー選びの最大のポイントは、その測定精度。どんな分野での測定であっても、精度の高さが十分でなければ実用には不向き。ここでは、精度の読み方や理解の仕方を解説。

三次元測定機の種類

個人向けのローエンド商品から企業向けのハイエンド商品まで、3Dスキャナーにも性能や価格、用途の面で幅があります。個人向けと企業向けの種類ごとに、違いをまとめてみました。

グレードごとの価格帯

ハイエンドタイプとローエンドタイプの違いは先にご紹介しましたが、ここではその価格の違いにフォーカスしています。グレード別に、価格帯分布を調査した結果をまとめてみました。

製品スペックの読み方

導入する三次元測定機を比較・検討する場合にチェックするのは製品のスペックですが、専門用語が多くて理解しにくいのも事実。そこで、スペック表の読み方を解説していきます。

精度実績で比較!
おすすめの三次元測定機3選

導入する三次元測定機を選ぶにあたって、あなたはどんなところに注目して製品を選ぶでしょうか?価格や用途、大きさ、メーカーなど、人や企業によってそれぞれ違うとは思います。しかし、ぜひ注目をしていただきたいのが「精度」そして「実績」。このふたつのポイントが三次元測定機の信頼度をもっとも表している、と言っても過言ではありません。

そこでここでは、精度と実績の面で優れた三次元測定機をそれぞれ3機種ずつピックアップしてご紹介していきたいと思います。

精度で選んだ三次元測定機3選

もっとも重視するべきスペックは、やはり測定精度です。三次元測定を行う目的に足る精度が得られないものを導入しても意味がありません。コストの問題よりも、測定精度は大切なのです。

ここでは、測定精度に優れている上に、取り回しがよく利用価値の高い非接触型測定機を3機種ピックアップしてご紹介しています。

実績で選んだ三次元測定機3選

測定精度に次いで注目していただきたいのが、メーカーの導入実績。グローバル企業の導入実績が多い三次元測定機は、業界のスタンダードとして多くの企業から信頼されているもの。スペック以上にその信頼度を語ってくれるポイントです。

ここでは、導入実績が豊富な三次元測定機を3機種ご紹介します。

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